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新型コロナワクチンQ&A

Q1 食物のアレルギーがある場合、新型コロナワクチン接種は避けた方がよいですか?

いいえ、必ずしもそうではありません。英国・北米などでの接種経験から、英国では重度のアレルギーの既往があっても、新型コロナワクチンやその成分に対するアレルギーの既往がない限りはワクチンの接種を妨げるものではないとされています。米国においても、食物アレルギーのある人でも接種は通常通り可能としています。ただし、食物に対するアナフィラキシーの既往のある人は、30分ほどの接種後観察が必要とされています。

現在のところ、(1回目の接種で)ワクチンそのものに対するアレルギーを起こした人、アナフィラキシーの原因のひとつと考えられているポリエチレングリコールに対するアレルギーがある人以外は、新型コロナワクチンの接種を避ける必要はないと考えられます(2021年3月現在)。

Q2 新型コロナワクチン接種でアナフィラキシーを起こしたらどうすればよいですか?

新型コロナワクチンの接種後に起こるアナフィラキシーは、決して頻度は高くないものの、命にかかわることもある重篤な副反応です。ただし、アドレナリン(エピネフリン)などの治療薬を用いて医師が適切に治療すれば、十分に対処が可能です。諸外国では、米ファイザー、米モデルナの新型コロナワクチンを接種後にアナフィラキシーを発症した人がまれながら見られました。大半は、症状が出たのは接種から30分以内で、死亡例はなく、全員の回復が確認されています。

このようなデータを基に日本の新型コロナワクチンの集団接種では、接種後15〜30分ほどは会場にとどまってもらい経過観察をすることになっています。重度のアレルギーを起こしたことがある人は30分ほど、そうでない人も15分ほどは接種会場で様子を見てください。


このコーナーでは、新型コロナウイルスワクチンに関するQ&Aを毎週2題ずつ掲載していきます。
Q&Aは書籍『日米で診療にあたる医師ら10人が総力回答! 新型コロナワクチンQ&A100』からの転載です。


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