やっちゃんとあさちゃんの思い出
2024年7月30日
20年前にわが家に2匹の猫が来ました。やっちゃん(安ちゃん)とあさちゃん(朝ちゃん)です。最初は安吉だけだったのですが、1匹であまりにも寂しそうだったので、近所のペットショップで朝吉を買ってきました。安は息子が住んでいた岡山のペットショップで買いました。2匹とも黒からグレーの毛並みのロシアンブルーです。
どちらも同じ頃の生まれなのですが、やす君は4年前、16歳の頃に亡くなり、あさ君は今年(2024年)の3月に亡くなりました。19歳でした。6月には20歳の誕生日の予定でした。
ロシアンブルーってジャコウ猫(麝香猫)の分類らしくて、生まれてから一度もお風呂に入っていないのに良い匂いがします。
この猫ちゃんたちが、どんなに可愛らしくて、どんなに我が家に幸せをもたらしてくれたかは、筆舌に尽くせません。それは、どのお宅でも同じみたいですね。
リビングには猫タワーがあって、やっちゃんが上段、あさちゃんが中段が指定席でした。
ある日、お決まりのごとく、まずやっちゃんが去勢術を受けました。すると次男のあさちゃんが上段になったのです。しばらくしてあさちゃんが去勢術を受けるとまた上下が入れ替わりました。
それからはずっとやっちゃんが長男として、上段でリビングをヘイゲイ(睥睨)していました。
安はとてつもなくやきもち焼きで、私が朝を少しでも可愛がると、もともとグリーンの目がますますグリーンになりました。英語で嫉妬のことを「グリーンアイ」というそうです。これは本当ですか?
やっちゃんがいる時は、あさちゃんは遠慮して大人しくしていましたが、安がいなくなったあとは、ママにべったりでした。ほとんど一日中抱っこで、抱っこ紐を買おうかなと言っていたくらいです。
世間には、いつの頃からか、ペットの葬儀社があって、電話をかけると、ちゃんとタキシード風の衣服を身につけ、エナメル風の靴を履いた業者の方がやってきて、2匹のお骨を収めた壺を作ってくれました。お骨はお部屋に安置しています。
だから、まだまだ一緒にいるような気持ちで過ごしています。あるいは天国から私たちを見守っていてくれるのかもしれません。
同じお気持ちの皆さん、ちょっと寂しけど、元気に暮らしましょうね!
今日は2匹の思い出についてでした。