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うおのめ(鶏目)&たこ(胼胝)

どちらも皮膚の限局性の角質増殖です。 皮膚に繰り返し圧迫や摩擦などの機械的刺激が加わることが原因です。

○うおのめ
歩き始めの赤ちゃんからはじまって、どの年齢にも見られます。 足の指や足底の外周部分によくできます。表面は角化してつるつるしていますが、角質の底に神経が来ているため、圧迫すると痛みを感じます。
中央に円錐形の角質柱(芯)があり真皮に陥入しています。その周りに角質が増殖しています。

○たこ
皮膚面に平行に角質が増殖し、扁平に隆起しています。表面はつるつるで、痛みなどの自覚症状はあまりありません。
足底に多く、また生活習慣や職業などに応じてさまざまな部位にできます。骨などの硬い部分を覆う皮膚が好発部位です。

●治療
うおのめは、表面を削り取ったり、角質柱を除去します。
3〜5日ほど、スピール膏などで表面を軟らかくしたのちに削り取ります。角質柱(成長点、芯)は液体窒素で冷凍凝固処置を行うこともあります。
たこも、やはりスピール膏などで角質を軟化させたのちに削り取ります。スピール膏は小さく切って貼り、さらに絆創膏などでカバーします。

どちらも感染の合併に注意し、炎症や化膿などを認めた場合は適切な治療が必要です。
靴にも気をつけ、足の形フィットした、靴底が厚く軟らかいものを選びます。足底板などのフットケア製品も有効です。

●他疾患と区別
潰瘍などを伴う場合は、基底細胞癌や有棘細胞癌など、皮膚癌との鑑別が必要です。
いぼ(疣贅)との区別も必要ですが、小さなお子様の場合は、うおのめのように見えても、実はいぼの場合が多いのです。いぼは表面がざらざらしています。また血管や神経が来ていますので、削ると点状に出血します。 また、周りにうつっていくため衛星病巣を認めることがあります。感染合併のない場合はあまり痛みません。

 

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