お知らせ

単純疱疹(単純ヘルペス)

単純ヘルペスウイルス(HSV,herpes simplex virus )の1型または2型によって起こる皮膚の感染症です。

*帯状疱疹(帯状ヘルペス)とは別ものなので、間違えないようにしましょう。

このウイルスに初めて感染した場合を初感染ヘルペスと呼びます。初感染後にウイルスは神経節内に潜伏感染します。潜伏したウイルスが、何らかの誘引で再活性化し再発病変を生じることがあります。これが再発ヘルペスと呼ばれるものです。

初感染ヘルペスの症状はさまざまですが、ヘルペス性歯肉口内炎を起こした場合には、一週間前後の発熱と10日近く口内炎の症状が続くこともあります。

ヘルペス感染を起こすと、感染部位に皮膚炎が起こり、紅斑や小水疱、小びらんや潰瘍が形成され、強い痛みを生じます。

1型では、口唇ヘルペスがよく見られます。アトピー性皮膚炎などの基礎疾患のあるひとがかかると、重症化してカポジ水痘様発疹症を発症することもあります。

性器ヘルペスは、初感染の場合は、1型と2型が原因となります。再発性の性器ヘルペスは、多くは2型で発症します。再発ヘルペスは、顔面や口の周辺よく発生することが知られて います。再発ヘルペスは、カゼやストレスや行楽などの疲れや紫外線が誘引 となり発症することが多いようです。

再発性のものは2週間ほどで自然治癒に向かいますが、痛みもや不快感も強く、また神経性の違和感を残すこともありますので、自然に任せず正しい治療を行うことが大切です。


●治療

抗ウイルス薬;
アシクロビル(ゾビラックス);経口薬、外用薬、点滴静注
バラシクロビル(バルトレックス);経口薬

なるべく早めに使うことが大切です。副作用として腎障害や 肝障害に注意します。

初感染ヘルペス;
ヘルペス性歯肉口内炎、性器ヘルペス、カポジ水痘様発疹症など。

免疫不全があり重症化した場合は、ゾビラックス点滴静注を行います。
中等症〜軽症の場合には、バルトレックス錠剤、性器ヘルペス初感染にはバルトレックスを長期間使います。
軽症の口唇ヘルペス、性器ヘルペスなどには、抗ウイルス薬の塗り薬(ゾビラックス軟膏、アラセナA軟膏など)を塗布します。
治癒しても、何度も再発することもあります。体調に気を配り、ストレスをためこまないようにして、再発を防止しましょう。

 

 

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