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狂犬病

狂犬病は日本国内では長らく発症を見ませんでしたが、今年の8月に日本人海外渡航者がフィリピンにて犬に咬まれ発症、死亡されるという事例がありました。テレビ などで盛んに報道されましたね。

「動物により伝播される感染症」には主に、パスツレラ症、ネコひっかき病、狂犬病、破傷風などがあります。
その中の狂犬病は、今まであまり意識されていなかった病気ですが、日本、英国、ニュージーランド(先進国で島国)などを除く世界の各国に存在しています。

イヌ、ネコ、コウモリ、アライグマ、その他の動物に咬まれたり触ったりしてうつるウイルス性(ラブトウイルス科リッサウイルス属)の病気です。
手に傷があれば舐められただけでもうつる場合があります。
野犬や野良猫、野生動物には接触しないように注意しましょう。ペットでも国によっては危険な場合があります。 またペットの購入にも注意をする必要があります。中国で、市場で買ってきた子猫が狂犬病だったという事件がありましたよね。

狂犬病の潜伏期は非常に幅があり9日から数年、通常は30日くらい(20日〜60日)とされています。
発病してしまうと有効な治療法はなく、死亡率も100%であり、発症阻止がとても重要になります。

●感染動物や感染が疑わしい動物に咬まれた場合まずは傷口を洗浄します。そして医療機関で抗狂犬病ヒト免疫 グロブリン、あるいは狂犬病不活化ワクチンを接種します。 発病阻止には、不活化ワクチンを当日(0日)、3,7,14,30 及び90日の計6回皮下注射する必要があります。
●予防には不活化ワクチン(乾燥組織培養不活化狂犬病ワクチン)を1回1ml。4週間隔で2回。6〜12ヵ月後に1回追加接種を 行います。

海外渡航の際は、この病気を忘れないようにいたしましょう。

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