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アタマジラミなど

最近小さいお子様に「アタマジラミ」が増えています。季節を問わず発生します。繁殖力は冬場のほうが強いのですが、プールの季節に問題になることも多いです。

虫(昆虫)が寄生する主な病気には、疥癬とシラミがあります。どちらも学校伝染病第三種に分類されており、個人や家庭のみならず、集団で対処する必要があるとされています。

疥癬(かいせん)は老人施設などで発生しています。手のひらや足の裏や指の間など疥癬トンネルや丘疹ができるのですが、発疹がはっきりしない場合でも湿疹が治りにくい場合はこの病気を考慮する必要があります。
治療としては、オイラックス軟膏、安息酸ベンジル、γBHC製剤など。γBHCは神経毒性があり使用しづらいのが難点です。

ヒトに寄生するシラミには、アタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミなどがあります。アタマジラミは頭皮から血を吸うのでとてもかゆく皮膚炎を起こします。

アタマジラミは体長2〜4mm前後で、肉眼でも見ることができます。頭髪の根元に固着産卵します。卵は一週間で孵化します。血を吸って(吸血ドラキュラ?)生きているので、人の体から離れると数日間しか生きることができません。
毛髪に付着した虫卵や抜け殻とふけの見分けが大事です。卵は毛髪にしっかりとくっ付いて(固着して)います。

●治療
大人が手伝ってあげてよく洗髪すること。幼虫を洗い流します。
お薬は、頭にはスミスリンシャンプーやパウダー。衣類や寝具などにはスミスリンパウダーなど。虫卵には効きにくいので、卵が孵化するまで1週間にわたって2日おきにシャンプーしましょう。
(液剤=シャンプーは虫卵にも効果があります。)
専用の目の細かい櫛で虫卵や殻を取っていきましょう。洗髪後はドライヤーで乾かしましょう。熱効果で駆除できます。

●予防
寝具や衣類はよく洗いましょう。また、シラミの卵、幼虫、成虫などは熱にとても弱いので、熱いお湯やアイロン、日光消毒などが有効です。55℃以上で駆除することができます。ビニール袋に封じこめるだけでもシラミは死滅します。

ヒトの体温の26℃〜35℃がとても好きで、その温度から外れるとあまり生きていけない。また血を吸って生きているし、ご主人様から離れると意外に「やわなやつ」みたいですよ。
恥ずかしがらずに、みんなで情報を交換し合って対処しましょう。

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