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腎移植

腎移植は腎不全の患者さんにとって、とても大切な治療法です。
腎臓は血液をろ過し、老廃物をを取り除き、水分の調節を行っています。慢性腎炎や糖尿病性腎症などで慢性腎不全におちいった場合の治療法としては血液透析、腹膜透析、腎移植などがあります。そのなかでも、腎移植は近年の各分野の進歩により生着率も良く、術後のQOLも良好で根本治療に近い優れた療法とされています。

腎移植にはドナーが必要です。
日本では血縁者間生体腎移植と、献腎による死体腎移植が行われています。欧米では献腎移植は脳死移植で行われますが、日本では心停止後移植が多いのです。脳死移植法により脳死移植もできますが、その数はきわめて少ないのが現状です。

●適応
移植の適応を調べるため各種検査が行われます。
組織適合検査としては、HLAタイピング、リンパ球クロスマッチなどが行われます。
血液型が異なる場合でも、生体腎移植の場合は血漿交換による抗血液型抗体の除去を行うことにより移植をすることができます。
腎移植は、まず血液透析や腹膜透析を行った後でないと受けられないことになっています。

●移植後の注意
臓器移植には免疫抑制剤の投与が不可欠です。免疫抑制剤を用いれば感染症にかかりやすくなりますので、感染症の注意深い予防と治療が必要となります。

移植初期;急性拒絶反応、重篤な感染症に注意。
維持期;生活習慣病や結核症や皮膚真菌症などの慢性感染症、各種ウイルス感染症や各種日和見感染症に注意。サイトメガロウイルス感染症、カリニ肺炎などにも注意。
免疫抑制剤、カルシニューリン阻害薬などの薬物濃度をチェックし、毒性の予防を行う。

●移植医療には1人でも多くの人の愛が求められています。
問合せ先;日本臓器移植ネットワークのHPをご覧になってください。
臓器提供意思表示カードに関する情報も載っています。

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