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腰部脊柱管狭窄症

歩いたり立っていたりすると、腰や背中やお尻が痛くなる。
下肢がしびれたり痛んだりする。
座ったりしゃがんだり前かがみになってしばらく休むと痛みが取れる。自転車なら平気、歩行時に手押し車や杖を使うと楽。そんな症状はありませんか?

頸椎から仙骨まで、脊髄を守っているトンネル部分を脊柱管と呼びます。脊柱管に脊髄神経が通っているわけですが、腰部では脊髄は一本ずつに別れ馬の尾のようになっていて、 馬尾神経と呼ばれています。
腰部脊柱管狭窄症とは、脊柱管が狭くなって、脊髄の神経根や馬尾神経が圧迫され、足や腰の痛み、麻痺(しびれ)、脱力などが起きる病気です。これがさらにひどくなると膀胱直腸障害 (排尿や排便に関する症状)がひきおこされることもあります。

原因は、主に老化によって、椎間板、椎間関節、椎体が変形、変性することにあります。椎間関節に生じた新たな骨(骨棘)や、変形性脊椎症、変性すべり症などが原因となっていることもあります。
その他、数は少ないですが、先天性(若年性)のものや、外傷や代謝疾患や内分泌疾患によるものも忘れてはなりません。

主な症状である間欠性跛行(休み休みしか歩けない)がある場合は、動脈の狭窄(閉塞性動脈硬化症)との鑑別が必要となります。また腰椎椎間板ヘルニアの合併の有無も確かめる必要があります。

●治療;
軟性コルセット、温熱療法、仙骨硬膜外ブロック、神経ブロック。
カルシトニン注射。消炎鎮痛剤。
ニコチンン酸誘導体やプロスタクグランジン製剤(血管拡張薬)。
上記でよくならない場合は、手術治療も考えられます。

わが国ではどんどん高齢化が進み、この病気の患者さんがとても増えています。早めにご相談ください。

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