お知らせ

膠原病とは

今月初めのお知らせのシェーグレン症候群は膠原病の一種です。
膠原病とは、全身の血管、皮膚、筋肉、関節などに炎症が見ら れる病気の総称で、自己抗体の存在が認められ、自己免疫疾患 とも呼ばれています。女性に多い疾患です。

初めの症状としては、原因不明の発熱、湿疹、関節の痛みなど。
筋力の低下、眼や口の乾き。手指のしびれ、レイノー現象など。爪の変形など。
そのような症状が出現するようであれば、まずは血液検査などで確認していきましょう。
検査項目としては、 血液検査:白血球数など。CRP、赤沈などの炎症反応。筋肉の炎症を表すCPKなど。貧血の存在。抗核抗体、リウマチ因子、抗DNA抗体などなど。

この病気の原因は明らかにされていませんが、最近のHLAの研究 などにより遺伝的な要因もありうることが分かってきました。
その上 にさまざまな環境因子が加わって発症するのではないかとされています。

●膠原病および類似の病気
  関節リウマチ
  全身性エリテマトーデス
  多発性筋炎(皮膚筋炎)
  全身性硬化症(強皮症)
  混合性結合組織病
  血管炎症候群
  シェーグレン症候群
  ベーチェット病
  以下14,5個の病名を省略します。

治療
●抗炎症薬:副腎皮質ステロイドホルモン剤(パルス療法も)、
  ステロイドホルモンは大量投与で抗炎症作用、
  少量投与で関節リウマチ の骨・関節症状の進行防止。
  非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)(cox-2選択的阻害薬など)
●抗リウマチ薬、生物学的製剤(インフリキシマブなど)
●免疫抑制剤:メトトレキサート、レフルノミド、ミゾリビン、
  シクロスポリン、ミコフェノール酸、モフェチルなど。

不明熱などが続き、各種症状が出現するときは、まず膠原病を疑って検査することがとても大切だと思います。
当院のような小さなクリニックでも 時折この病気の患者さんが見つかる場合がありますので、油断できないと思っています。

 

 

お知らせ一覧に戻る